御崎 耕のお気に入りの歌一覧
粕春大君
鵲の来たりつ燕の去り行きつ飛蓬のごときわが身なりけり
7
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紫苑
秋篠の木漏れ日と笑むみほとけは匂うがごとき緑の記憶
7
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羽
雑味なき純水のように生きたくて地図も海図も持たないふたり
15
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紫苑
「愛」てふ名をつけたしと吾に言ふも己が妻にはそを言はざりき
9
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浅草大将
一夜をば二人明かしに身を寄せていつか迎ふる七つ時かも
16
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浅草大将
月影はいかにすみだの川とても濁る流れの雲やかからむ
15
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8月24日生まれ
君たちはパンクが死んだと騒ぐけど 大人になると見えなくなるだけ
7
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詠み人知らず
目隠しでもわかるだなんて言ってくれるね いくつキスを知ってるっての
2
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山本克夫
助けてと叫びたいのを我慢していつまでも無言でいるようなひとなの
10
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詠み人知らず
旅に出る縁が出来る暖かな未来の糧になりますように
13
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みづ子
秋を越え林檎朽ちゆく直前の甘く重たく香り立つ恋
13
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みづ子
君を見てギュッと心がしぼりたて恋愛果汁、百パーセント
18
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詩月恵
相思華 貴方のために朽ちましょう 始めるために終わらせましょう
16
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大河千紋
枝垂れゆく祖母の背中で木漏れ日のゆらゆら揺るる小春日和かな
28
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まるたまる
もどかしい呆れるほどにもてあますせめて泣いたり拗ねたりしたい
15
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林ユキ
紅き実をひらく石榴の一枝の苦しきこころ燃ゆる秋かな
49
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浅草大将
秋の夜になほなつかしと偲はゆる入り日に赤きちが崎の海
16
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紫苑
うたのわと共に始めしうたなれば数多の拍手いと面映ゆく
10
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詠み人知らず
黒髪の艶よ八千代に流れませ 匠の刷子で梳く心地良さ
10
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詠み人知らず
蜘蛛の巣のありかを知らす雨粒よそれでも掛かるものもあろうよ
10
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