詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
一面の紅葉に寺はつつまれて見下ろす景色くれなゐの海
26
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中村
「噛み合わない話が成立する世界ってなんか憧れない?」と言う父
4
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詠み人知らず
糸玉も尽きて独つ灯うずくまる人に一条あさひ射し入る
8
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詠み人知らず
天たかく肥える馬でも青と白ゼブラ模様ながれる一日
7
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こぐまじゅんこ
お日さまに干した布団がほっかほか気持ちよさげにはるくんくるまる
7
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詠み人知らず
泣き濡れた街ひとつ包んで金色の羊の毛皮こころ眩く
10
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関山里桜
常盤木も紅葉も濡るる雨の苑あえかに白き山茶花ひとつ
11
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滝川昌之
朝届く林檎を一つ仏壇に箱から父の生家の匂い
30
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人三昧
九月尽 出雲の海の 荒ぶれる 雪降る頃の 嘆きは近し
8
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祈り花
園庭を兩手廣げて驅けて來る幼な兒抱く冬晴れの午後
13
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恣翁
黄昏の氷の底に 盲ひたる魚の 哀しく 流離へるかも
18
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詠み人知らず
やんちゃして叱るためにと捕まえた 柔いほっぺに 許した罪とは
9
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詠み人知らず
「わたし」とは広辞苑にも載ってない だから貴方が よく知っていて
11
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舞
輪廻する花の命のひと冬をたわめて忍ぶ力欲しくも
12
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び わ
いないなー介護に来たがどうしたの本人外出時間忘れて
7
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とはと
虹を見て伸ばす靴下鼻先のチョウに結んで閉じた文庫と
7
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inosann
庭先に明けても暮れても水を撒く猫の糞した砂利を目掛けて
16
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灰色猫
微笑んだ君の瞳で燃えている怒る般若も愛しています
16
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灰色猫
惑星の最後の恋愛だったのにアダムとイブになれないふたり
15
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灰色猫
あたたかな君の素肌が熱すぎて前世はきっと白熊なのね
13
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