桜田 武のお気に入りの歌一覧
ななかまど
親しみて通いし人の逝きたれば切り株かなし秋の夕暮れ
12
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ながさき
私利私欲 大学理事と 理事長ら 今度ばかりは 逃げきれまいに
11
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ながさき
哀しみの 泪とともに 過ぎてゆく 秋の名残の 十三夜かな
14
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滝川昌之
先生と子らに呼ばれる妻のいて先生の抜く家事数多あり
16
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滝川昌之
毛糸玉かぼちゃ色して温そうで何を編むかは妻に訊かない
13
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葛城
枯れゆくがままの宇宙に手を入れて草木も苔も蘇えらする
13
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音弥
早朝のまだ暗がりの潜む中蹴散らす白いシューズは地を飛ぶ
11
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Proverbe
寢て待てと言ふ教へすらありながら 出ずば果報は手に入らぬとや
11
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名鈴
ぬばたまの この黒髪を 波と敷き 頻く頻く沈まむ 朝まだ遠し
7
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茂作
待ちに待つ宣言解除の知らせ受け やつと始まる本物の旅
14
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滝川昌之
労働の対価としては十分な風呂場洗いの後の涼風
15
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ななかまど
虫の音のすすきの原に輝ける細き三日月なにを括らん
11
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葛城
細路に左右しなだれ露をおび歎くかに見ゆ萩ぞ美し
10
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灰色猫
未知という無骨な壁に窓枠を新たに造る仕事をしてます
7
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灰色猫
仕事より趣味のが戦いなんですよ楽しく生きる戦いっす
5
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Proverbe
大切に 身ありてこそや 希望湧く 宝の宝 換ふるものなし
13
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Proverbe
「治療より予防が優る」この言葉 まさにコロナ禍 世界の現況
12
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ななかまど
子を中に寄り添い歩く丹頂の命かがやく天恵の愛
12
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ななかまど
塗り箸を今宵もニ膳そろえつつこの単純を幸と思えり
11
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滝川昌之
八階のお好み食堂 半券をちぎられて待つソフトクリーム
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