あそびくものお気に入りの歌一覧
山本左足
大切なことは一つも言わせずに海が夕陽を飲みこんでいく
11
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山本左足
大雪の朝が時には懐かしくなったりせぬか 元気か、友よ
4
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詠み人知らず
重力より逃れ得ぬわが生をおもふ地震にて木々の雪落つるとき
7
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芳立
ただもとに戻つただけさひさかたの雨ににじんでくづれゆく街
9
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たそがれ
どこへでも行けると思った 足元に君の影さえ見えていれば
4
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あき
ジャガイモかリンゴかなんてだいたいは剥いて切ったらわからないわよ
9
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西村 由佳里
幼子が おぼつかなげな 足取りで しっかり進む 母のもとへと
3
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しづく
去年よりすこし顔色もいいしねしばらくしたら退院できるね。
3
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みやこうまし
清福の居ずまい嬉し梅の花寒さの中に蓄えしもの
10
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浅草大将
栄えゆく夢をはふられ人かげもなくて菩提樹つづく駅前
11
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元円
通学路去りゆく冬の名残とて彼方の峰に白雪ぞ積む
7
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ケンイチ
日は我らを追ひ越しゆきて見はるかす海峡の碧に揺蕩ふ海月
15
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ケンイチ
止め処なき文様の青ふかき宙ひとの祈りは絶ゆることなく
12
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ケンイチ
人なみに紛れてみては貌立ちをくらぶアジアに生れ来し風よ
7
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しまじま
しらまゆみ 春の曙 ようようと 霞むや響く 鶯の声
2
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詠み人知らず
手を伸ばし君の背中に触れてみる私のものにはならない君の
31
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光源氏
いまさらに君が形見と思すれど行く末遠き賀茂の川霧
10
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只野ハル
雨上がり晴れゆく空を見上げてる頬に吹く風少し春めく
4
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ふきのとう
カレンダーめくってみれば桃色の春爛漫の風景現はる
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花鳥風月
さっきまで楽しかったね 嘘みたいこんなにもろい世界だったの
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