舞 のお気に入りの歌一覧
へし切
あどけなき天使のごとき孫の顔幾たび見ても飽きぬものかな
26
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弟切
陽の元で染まらぬ肌は月夜下紅染め美し雫溢して
4
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秋日好
羊歯そよぐ池の水面に睡蓮の花隠れおり閉じるときまで
17
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林林
「無事帰り着いた?よかったじゃあバイバイ」ありがと聞かず電話は切れて
22
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千映
バス停の屋根に四羽のヒナ燕親の帰りをもどかし気に待つ
18
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リクシアナ
すじ雲の行方知らねど連れ立てば牧柵こえて絡む夏草
21
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コーヤ
浜名湖のこぼれんばかり悠々のひたる水面の彼方富士みゆ
20
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葱りんと
木苺の カメムシ指で 振り払い 味わう赤に 指先染めて
15
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みやこうまし
ああ嫌だ 我も老いぼれの仲間入り 怠けることが楽しみとなる
18
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絮谷新
雨烟り默す水力発電所高き峰より管路を渡し
16
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リクシアナ
夕刻に機体を白く光らせて北行く便をおくる半月
17
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へし切
歎きつつ生けるばかりの露の身も明日は今日を思ひ出でにして
26
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月虹
きらきらと夏の日差しを閉じ込めて恋する風に舞うシャボン玉
281
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絮谷新
眼裏の陽射しに舞ひて夏帽子いつ見きとてか時に迷へば
11
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へし切
ひとり住み遠き孫子を想ふ日々「変わりないか」と気遣ふメール
26
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呉竹の憂き節
さしてゆく方はいづれもあすか川あはれのまさご今日ごとに積め
8
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緑川夜枝
磨かれた空きみといる今だけは わたしのためと思える花火
6
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コーヤ
木槿花昨日萎んだ花の横今日笑む花が誇らしく在り
19
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美津村
隣の家は売りに出されて音もなし門扉に絡み朝顔の花 ひとつ
14
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高松 蓮
帰り路 消えぬ頭の くさくさを 道逆回りで なんとかしてみる
6
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