千映のお気に入りの歌一覧
秋日好
定点がふたつあるのが楕円形君と僕とを包むピンクの
12
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秋日好
小春日に薔薇の剪定始めれば原点を知る立ち戻り行く
18
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葱りんと
もう少し この距離どうにか 縮めたい 手練手管を 考えるが華
11
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さきな
ハムエッグ作るキミの背に抱きついてぬくもりぎゅっと噛みしめる朝
7
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ゆりこ
まっさらな世界に一歩踏み出したぼくらはみんな白い上履き
22
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夢士
夕暮れて「てんてん手毬」の歌流れ豆腐売り来て井戸端会議
21
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ながさき
一切を 悠然として 見極めて 富士の如くに 大山と成れ
33
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只野ハル
車ぶつけて凹んだ事を意識的に単なる事実にしてみる
13
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林林
親鳥に叱られながら飛ぶ練習やがて子鳥は大空をゆく
20
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コーヤ
野辺に立ち耳を澄ますと聞こえ来る花の咲く音芽吹きの音が
23
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詠み人知らず
ニュートンは林檎に俺は湯上りの妻の乳房に引力を視る
17
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中川 春
空に消ゆ私の祖母のことならば長き眠りの手にはかぎ針
5
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桐生賄
引っ越しは まだもう少し 先なのに 涙こぼれる 思い溢れる
18
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桐生賄
食卓を一緒に囲むもあと僅か「しっかり食べてね」向こうに行っても
16
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あおいのきみ
いつまでもわたしの心はとけないが暦の上ではもう春ですって
7
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ゆりこ
そよぐ風 花びら入れた封筒を次のポストで投函します
24
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詠み人知らず
恋人は声だけのひと遠くから 電波になって 飛んでくるのだ
21
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舞
颯爽と北風に耐え枯れ木らは時を待ち立つ蕾抱きて
19
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恣翁
「買ふてくだぁ。 香箱蟹は要らんかねぇ。」 霙に 合羽のおばちゃん喚ばふ
23
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リクシアナ
また今日も薬手帳の一ページ埋まれるこれも生きるが証
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