みやこうましのお気に入りの歌一覧
七色コイン
もう一度その手を握り確かめる あなたの心あたたかいこと
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ふきのとう
歌友の歌集読めれば胸を打つ戦火で別れし母への想ひ
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falcon
原発の夢を語りしひといずこ仮の板屋に秋風ぞふく
5
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falcon
東電にたかりて建てし施設には人影もなくただ秋の風
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卯月
君と見た鯨の空を忘れない夏の海辺の砂と化しても
7
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浅草大将
塵一つなき工場にはたらきてほこりも見せぬものつくり人
14
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たんぽぽすずめ。
汲みたてのカップの水が冷たくて君の手を取る深山の川瀬
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悠々
花巻の里にねむれるうたびとよいまこそ歩め瓦礫の村を
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恣翁
夕闇は 潮の匂ひと 共に満ち 辺りに籠めて 二人を隠す
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紫苑
六足に踏み伏せらるる水牛の張りたる尻はおみなのごとく
10
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紫苑
異ざまに流るる潮の逢ふところおどろおどろの神寄り集ふ
14
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悠々
路傍の花と母なりてんや秋櫻の風に搖れ散る花の色かな
15
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たんぽぽすずめ。
前妻は別に良いやで片付けて膨らみ続く宇宙を見てる
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半格斎
まよひなく飛びあふ樣や秋空のみやまあかねに吾もなりたし
10
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半格斎
和らぎのひかり幾重に秋の陽をあつめ休らふ秋あかねかな
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たんぽぽすずめ。
久々に漕げば子供へ戻りつつ実年齢に向かう自転車
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たんぽぽすずめ。
出始めた夏の疲れを誰にでも空元気で行こう!で吹き飛ばしちゃえ
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恣翁
漁る海も打つ田もあらず石巻(悠々) 瓦礫も山の賑はひなるらむ(恣翁)
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浅草大将
ゆく舟は浪間の波としら帆並み知らで数ます跡を引きつつ
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山桃
そつと出す昨日の団子に尾花添へ飲み直さうよいざよひの月
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