横井 信のお気に入りの歌一覧
へし切
北風に 揺れて愛しき枯れすすき ゆっくり登る老いの坂道
9
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詠み人知らず
こがらしの凍れる闇を廻り来て冬至明けゆく始まりの朝
9
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奥月汀
みずからを供物のように捧げつつ狂えるボーカルは虚空に吼える
7
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なりあきら
ゆく川を 朝日が照らす 水面には 眩い色の 光が走る
4
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舞
新幹線 時速二百に 過ぎる街 動くことなき 不二の峰かな
5
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舞
雨降れば 傘はあるかと 雪の日は 寒くないかと 問う母は亡く
10
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び わ
皆さんと楽しみながら学習を手振り足振り光噛みしめ
6
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奥月汀
あたためた恋なら刃はいりませんバターナイフはするりと深く
6
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奥月汀
別れ際ひとつになる影立ち尽くすふたり駅改札は恋の舞台
6
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あゆか
お店には売れ残ってる食べ物が寂しがってて君を呼んでる
4
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只野ハル
午後はコンペイトウが降る予報水色を受け止め君にあげよう
5
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トウジさん
サンタさん俺にもプレゼンくれないか四十年昔に戻れる切符
7
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只野ハル
病室の窓から見える曇り空旅に出たいなまた歩きたい
6
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うすべに
夜明け前 つめたい霜にしおれても陽によみがえる大根の列
10
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滝川昌之
品数が増えた乾物屋の声が嗄れはせぬかと暮れのアメ横
13
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ななかまど
耐え忍ぶ疫病み三年心には座り心地の良い椅子持たん
13
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へし切
老いぬれば 幼きころの夢のあと ジングルベルが恋ひしき夕べ
10
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凌霄花
遅くはない大志を抱け中高年老いゆく標に日誌を綴ろう
13
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虹岡思惟造
空見上げ雪の匂ひがしないかと貴女が問いし丁度この場所
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詠み人知らず
風邪を得て床より風の荒ぶるをなだめもできず横たえ忍ぶ
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