河のほとりのお気に入りの歌一覧
芳立
露ちらす風に消にけりしろたへの砂の熱さも君のかたちも
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あき
津波だの台風だのと、水、水、水、思えばそれはノアの頃から
14
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岩崎純一(純星)
かきやるはただ笄の花の彩あやなき髪の玉響の空
4
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岩崎純一(純星)
移り香は扇の空に消え果てて過ぎし梢も侘びしさのあと
8
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七色コイン
そう僕は親父の言葉聴いてれば、人並みの生送ってたんだ。
6
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岩崎純一(純星)
契りおかぬ袖は底まではつれけり人香も知らぬ白糸の末
6
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只野ハル
迷ってる夏の陽射しに秋の風折るか伸ばすか午後の長袖
10
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まるえふ
魂が震えるのなら泣いてみろ叫んでみろよ笑ってみろよ
9
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らいじん
波と来し波に消えにし足跡や潮の満てりし稲村の浜
4
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まるたまる
長月は雨上がり毎に深まりて今夜初めてこおろぎの鳴く
14
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白亜
なにもかもは叶わないけど 冷厳な星にささげる真摯な祈り
8
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みやこうまし
死ぬまでも心放さぬ御所の苑歌詠み歩きよれど杖つき
9
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白亜
すき、違う すき、違うってば。心まであらわにするほど吹かないで、風
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ライテウ
だれかに気づかれたくて星はひかって(メールは来ない)いるってさ
2
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ねずみ
幾萬の生命の上に在る身ゆゑ粗末に出來ぬ 吾の運命
6
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あき
アサガオの視てる世界がいま見えたお天気雨のむこうの青空
9
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七色コイン
花をよく知る女でした。言いたいよ。いまだ恋しい、きみに逢いたい。
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浅草大将
諍ひの種を誰かはまくず原うらみばかりの世にはびこるを
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只野ハル
二重恒星系の夕暮れにひとり立ちふたつの影を並べる
4
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白亜
夏の日はかえってこないよ レクイエム 茫然と見つめる調べの彼方
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