ころすけのお気に入りの歌一覧
芳立
風邪薬で風邪が治ると言つてゐるいい歳をした吾が友人が
5
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ほたる
春コート脱ぐほど微温し休日に春愁想う心の寂しさ
7
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平 美盛
己が顔 鏡に映し 見てみれば 今は亡き父の顔にもさも似たり
4
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Kantの娘
暑くても寒くても尚心揺れ病む人多し今の季節は
9
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紫苑
陽を透かす翠のさくら空に溶け秘する色香の臈たけて見ゆ
12
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浅草大将
言の葉の散る一枚も目に見えで花も実もなきうたたねの夢
15
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詠み人知らず
殘りいし櫻をすべて散らすやうな激しい雨が心にしみる
13
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薫智
イチローは神が降りたと言っていた僕の場合は笑いの神で
9
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芳立
しろたへのみゆきふる袖あしがらの女は恋ふと告げで告げさす
9
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でくのぼう
なみだ雨櫻散りそめ桃色にあなた戀しく花筏かな
16
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まるたまる
歩道脇シロツメクサが濡れているこんなに寒いと知らずに咲いて
14
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まるたまる
人生が私のものではない事を母の病気で知った二十歳の絶望
8
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悠々
狂ひゆくきみは歩めりしづしづと散り敷く花に素足染めつつ
16
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悠々
貧乏と病みと孤独の暮らしこそわが歌溢るる泉なりけり
14
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芳立
前かごに花の八いろのこぼれつつ翁のくるま青葉すぎゆく
8
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詠み人知らず
貴方への想いは蕾の白薔薇に預けておくよ咲く頃見てね
9
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杏子
股上の 狭いジーンズ こそばゆく着やすさ重視で ゴムの ウエスト
2
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詠み人知らず
駆け引きが上手になったいい歳の貴方と裸足で歩く野ノ道
6
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恣翁
風に舞ふ 破片のごとき 花吹雪 名殘惜しげに 浮きつ漂ふ
26
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薫智
魂をじりじり焦がし生きている燃やさなくては届かないよね
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