falconのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ふるさとを ふたつ失い かけているがまんするよと ちいさなこえで
3
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聴雨
人知れずやまぎはともす繊月のきぬ糸めいて白より白し
7
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紫草
平成は女が毒となりし世と女刑務所溢れていたり
11
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浅草大将
戦などしら浪の声かき消して嘉手納の浜に寄するとどろき
12
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淑乃さと鹿
生きたのに優劣などがつけられる一生懸命生きたのになぁ
5
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あき
昨日より小さくなったヨーヨーの中身は水が1デシリットル
6
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たんぽぽすずめ。
零戦があれば飛びそうな眼した老人はまだ戦っている
13
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紹益
国民の 気づかぬうちに 改憲と 本音を漏らす 正直な人
15
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たんぽぽすずめ。
転んでも道路へ染みたガソリンに浮かんだ虹を見て癒してる
14
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もぢずり
一の子の休らふところ仏寝るカルデラ上空五色の畑地
1
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淑乃さと鹿
網戸越し蝉の聞こゆる田舎町懐かしのみち今は通れず
6
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いたち
夏の暮れあくび悲しみ綯い交ぜに流るる涙過ぎる光陰
3
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inosann
人類の愚かな選択原爆の記憶も話題も薄れてはならぬ
10
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村上 喬
五分前駅の階段駆け上る始発という名の最終めがけて
13
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住川幸
閉ざされた部屋の疲れた体にも届く花火のどんどん、ぱらら
10
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なかはらやすひこ
我が子だとわからない母抱きしめて施設にひびく「ふるさと」を聞く
8
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ビビ
前足が片一方無い野良猫が遠目に見てる高速道路
6
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紫草
気怠さと疲れを乗せて暁闇の各駅停車に揺られて行けり
15
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南 瑠夏
アイスティーの海にこぎ出す午後三時溶ける氷とまどろむ日射し
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紫苑
さきだちの歌をおくると言ふひとよかぎろふ途にカンナは燃える
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