詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
庭土の 夜雨含みて黒き上に 主や眠らむ 徒桜散りぬ
23
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恣翁
雪花に 末を誓ひて別れしを 花吹雪く今日 君悼むとは
29
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恣翁
昼酒に 日暮れ覚えで 目覚むれば 我が衣手に落花盈ちたり
19
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恣翁
久々の逢瀬想へば ひとりでに 口遊みけり 君がくるまで
15
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恣翁
君が文読み返し 吐くため息に 花唇朽ちけり 青苔の上に
29
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恣翁
薄絹の帳の中で 風に舞ふ花片嘲る 独り寝の吾を
28
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恣翁
玉の緒の いづれ果てなむ慣らひこそ 喜ばしむれ 巡る芽ぐむ季
20
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恣翁
布晒す女や 水面に映りたる海棠帯ぶる魚を知らざる
33
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恣翁
橋掩ふ柳糸の揺れて 春に酔ひ 半ばは水に垂れにけるかな
28
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恣翁
やつれたる君の面を見られずて 窓ゆ雨脚 唯眺めけり
28
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恣翁
嬲るがに吹く春風に 露零す牡丹ぞ 婀娜な姿態晒せる
26
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恣翁
春の日は遅く 空しく座れるに 愁ひを帯びて 空暮れ難し
19
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恣翁
閑居して 雨突く飛燕眺めては 唯だ憂ふのみ 杏花の散るを
40
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林林
頑張って褒められなくても頑張りの手を緩めると破綻してくる
22
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恣翁
目覚むれば 身に花の影 月に映え 抱き起さるるを覚えざりけり
28
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恣翁
指を折り 連休迄の日を数ふ 三月ぶりなり 妻子と逢ふは
29
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恣翁
禅林に 茶釜の湯気の立ち昇り 落花の風に君を思へり
34
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恣翁
一粒の真珠の如き月の射す新芽は 青き羅の帯に似る
33
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恣翁
いつも同じ経路を辿り 散歩するに 踏まれし草の倒れけるかな
21
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恣翁
老いの春 気にも止めざる遊客の 落花踏みつつ往き交へるかな
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