舞 のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
祇園会が過ぎれば次は大文字夏がしつらう京の宴を
12
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美津村
天秤ばかりの目盛を少なめに狂わせしと戦後の商いのみみっちい話
4
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芳立
漕ぎ出づる海のあなたに陸やあるいま先祖にわれは問ひつつ
7
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恣翁
夕暮れの近づく軒に 仰ぎ見る 焼け残りたる百日紅かな
21
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光源氏
夕顔のはかなき宿を尋ぬれどつま弾く音も露に消えゆく
10
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秋日好
二回目の洗濯物も乾ききり「日本みたい」と夫に笑う
13
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コーヤ
夕暮れて紅さす花の子守歌合歓の葉閉じて深き眠りに
24
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夢士
盂蘭盆会送り火炊きて精霊の棚の西瓜を孫に与えむ
19
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葱りんと
カタカタと 子供部屋から 夜啼くは クワガタ夫婦の 生活音ナリ
12
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みやこうまし
「嫌われる勇気」をもって生きて来た我も老いたり「和」と妥協する
18
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沙久
貴方から 切ってもらった この髪を 壊さずに待つ 長い「ひとつき」
15
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恣翁
魂は かく色づけや 夕顔の花仄めける 浴衣の胸に
19
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たけくらべ
新盆の白提燈の迎へ火におどろおどろと百日紅咲く
21
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あまつはな
遠足のいちごの染みたおにぎりは今なほ褪せぬおふくろの味
11
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守乃みさと.
雷のような太鼓で応援の練習をする君たちよ勝て
15
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秋日好
友人のスーツケースに隠れ来たどん兵衛やはり十分待てない
13
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松本直哉
短調にシチリアーノを吹くひとのはつかにくぼむ白き片頰
11
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林林
赤紫蘇に心打ち明け梅の実は柔らかき頬紅く染まりぬ
25
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いわなおいびと
酔客の批判聞き飽き居酒屋を出ずれば路地に百合の香ただよう
9
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松本直哉
ひとつまみ塩をつけつつ胡瓜食む子の歯の音のすがしかりける
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