詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
もぢずり
夕光の竹林浄土ひぐらしの声透るとき希求する国
4
もっと見る
お気に入りから外す
もぢずり
海とおく昔八年逢はざりきけふまた八年永久に別れて
3
もっと見る
お気に入りから外す
聴雨
やすらぎの三日ばかりの月の舟その切つ先に浮かべる涙
11
もっと見る
お気に入りから外す
紹益
じりじりと 痛い日差しが 肌を刺す 日焼けするには キツイ年齢
22
もっと見る
お気に入りから外す
みやこうまし
ゆらゆらと揺れる切り絵の道を踏む夏日険しき御所の林間
21
もっと見る
お気に入りから外す
あき
いいかげん寝ておしまいというように夏の気配は夜に冷えゆく
15
もっと見る
お気に入りから外す
恣翁
撥ね釣瓶 真菰の影を落としたる野井戸ゆ 水を田に灌ぎけり
38
もっと見る
お気に入りから外す
紫苑
さきの月ひと日の意味を問ひをりし一首のありきうたびとの逝く
21
もっと見る
お気に入りから外す
葉月きらら☆
酔いそうで人差し指でかきまぜた甘い言葉とグラスの氷
12
もっと見る
お気に入りから外す
もなca
ガラス戸に気配を消して張りついてヤモリが獲物を待つ熱帯夜
21
もっと見る
お気に入りから外す
詠み人知らず
交差点 電柱の落とす影は濃く 横断歩道を串刺しにする
24
もっと見る
お気に入りから外す
潮月繁樹
七夕や軒でお辭儀す笹の葉に清き願ひの短册搖れぬ
7
もっと見る
お気に入りから外す
千夜子
ぼくはただ白紙を前に黙りこむ 先生これは宇宙語ですか
11
もっと見る
お気に入りから外す
おおしまゆきこ
たちこめる雲は湿度の落し蓋むしむしむして虫が鳴いてる
6
もっと見る
お気に入りから外す
詠み人知らず
空見上げ飲み干す水が体じゅうしみわたる時フゥーと声出る
8
もっと見る
お気に入りから外す
五穀米
生け贄と蔑まれたる日々のあるひとも笑いてただ眺めおり
14
もっと見る
お気に入りから外す
遠井 海
まっすぐな視線は魔物 射抜かれて中から溶けるわたしが崩れる
11
もっと見る
お気に入りから外す
桜園
にぎやかに蝉なきはじむ朝の庭悩みし耳鳴りかき消されゆく
12
もっと見る
お気に入りから外す
赤石仙人
陽が昇る前こそよけれ農作業畝を作りつ稔りを想ふ
4
もっと見る
お気に入りから外す
赤石仙人
庭先のウリを穫りきてつまみにし飲み干すビールの味は格別
2
もっと見る
お気に入りから外す
[1]
<<
39
|
40
|
41
|
42
|
43
|
44
|
45
|
46
|
47
|
48
|
49
>>
[1934]