みやこうましのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
歴博の館の橋に樋が無く滝へ変われり石の階段
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浅草大将
野を分けて花をたづぬる雨かぜを心あらしと人や言ふべき
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悠々
ベクレルてふシーベルトてふヨウ素てふ呪文呟く魔物潛みぬ
14
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七色コイン
きみが居た秋は二度とは戻らない銀杏焼いて一人食う夜
10
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緋色
石橋を砕いた後に 人間は、やっと翼で飛べるのでしょう
14
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紫苑
裏切りの味を伝へよくれなゐの銃弾を留むるユダの口角
11
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七色コイン
僕は知る 道化の素顔 涙でね 化粧落ちたら 綺麗なことを
18
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浅草大将
命なればただ一すぢを青やぎのいとしき人に思ひかくべし
9
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半格斎
明けやらぬ軒端にしたたる雨音に寢息かさねてきみは横たふ
18
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恣翁
日当たりの 好き廊下から 松林 越えて見下ろす 海は凪ぎけり
22
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ふきのとう
ひまわりは雨に濡れつつひっそりと夏を名残りて野辺に咲きおり
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聴雨
朝まだき露にかがよふ虫の音のうつりて浮かぶ有明の月
12
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浅草大将
夕されば風の呼び声野に満ちて尾花ことごと月まねくなり
16
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光源氏
さざれ波寄せては返す面影にめぐり絶えざる立ち待ちの月
11
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恣翁
舟泊めし 渚日暮れて 果てしなし 天低れ月の 手に届くほど
16
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たんぽぽすずめ。
返事待ち迎えた朝にまだ開くおしろい花の露ぞ悲しき
9
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紫苑
足ばやに寄するゆふべの階調は季を浸して濃くなりまさる
8
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紫苑
我よりも先に死ぬるな肩越しに眺むる星の緋うすれゆく
8
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白亜
片方だけ無くしたピアス ちゅうぶらりん(まだ好きです)掌のなかにある
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河のほとり
あくがるる世の果ての空澄むほどになほよすがなき心なりけり
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