名鈴のお気に入りの歌一覧
紹益
コロナ禍に 無情の雨が 降り注ぎ 流されてゆく 平穏な日々
10
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桜田 武
緩和ケアに会う義弟今生の別れ何を語ろうか思いもつかず
7
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桜田 武
コロナ禍で暗雲の下に過ぎし日々怖きものは晴れ間の彼方にさえ
5
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横井 信
さあ行こう覚悟を決めた鳴き声は夜明けとともに早起きカラス
8
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トウジさん
夜半に醒め 雨音奏でる コンチェルト 窓開け放ち 閑聞き入る
4
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び わ
半袖のシャツに着替えて夏迎え世界混迷コロナ禍止まず
5
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舞
妖精やコロボックルら棲むような七月の風サッポロの街
11
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ユキ
雨音を ひとつふたつと 数えては 百までいかぬ 眠れぬ夜に
8
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舞
語ること無き夜もありてしみじみと吾れは酒酌み妻は本読み
9
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千葉 甫
小走りに猫のよぎって行った後程なく音を立てて降り出す
5
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トウジさん
許されぬ 二人沿う旅 誰が知ろ 間抜けた僕と 天然の君
5
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滝川昌之
「洗車雨」と一日だけの雨の名を浪漫と想う古人の
12
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千野鶴子
昼日中ガラスを叩く雨粒のまばゆさに夏の訪れを知る
7
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ケンイチ
付き添ひは入れぬ待ち合ひの外で既読にならぬ画面を見て待つ
8
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うすべに
横雲に頭をかくす愛宕山 雨は近いと川鵜はばたく
7
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トウジさん
仏壇の 生花とりかえて 拝すとき 湿りし微風に 鈴の音籠る
6
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ケンイチ
湘南の渚で次に来る波を待っているのはジョニーとこびと
5
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うすべに
ねむの花 梅雨の晴れ間に紅あわく 白さまぶしい夏の浮雲
9
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是瓜
知らぬ間に近づいてきてべたべたといつまでたっても立ち去らぬ夏
5
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横井 信
かなしみの中に見つけたやさしさに揺れる心のかけらをすくう
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