詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
林林
流れゆく時間に楔(くさび)を打つやうにごちそうさまの後に歯磨き
15
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夢士
みぞれ落つ雲衝きぬれば大宇宙上弦の月輝きをりぬ
13
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秋日好
逆縁の無情の川に分かたれてせめて水鳥心渡せよ
17
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夏恋
自分アピも実力のうちということか実務に勝てど勝負に完敗
11
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夏恋
いつだって手柄は他人にさらわれるそんな社畜生活九年
11
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夏恋
健気そに見えるってことは得だよね貴女ひとりの働きですとさ
12
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滝川昌之
恒例の予算執行年度末おかげで道路はつぎはぎだらけ
20
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雪柊
嫁ぐ日を想いて飾る手は止まり女雛に重ねる吾子の面影
23
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千野鶴子
身のうちに命のざわめき秘めた風里駆け歌う「春はすぐそこ」
7
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只野ハル
まだ遠い春の足音雪の庭ひとり影置く冬陽は弱く
15
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灰色猫
里山の雨水にぬるむ山影の株に芽吹きしひこばえの春
24
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詠み人知らず
たった今気づいてしまったことがある 吾の洋服 後ろ前だわ
11
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舞
貴女へと手折りし花に添えるべき秘してまだあり言の葉ひとつ
8
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荒野のペンギン
帰宅して脱ぎしタイツは吾の脚の形通りのだらしなさなり
7
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荒野のペンギン
大人にもやる気スイッチあるならば誰か探して押して下さい
6
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詠み人知らず
鞭ふるふ音とも聞こゆ 等圧線こみ合ふ日々の肌に凩
8
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ななかまど
陽をもとめ雪を持ちあげ福寿草こだわることもためらいもなく
10
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葱りんと
真夜中に 忍んできては 上に乗り 喉ならす彼「ゴロゴロニャーン」
13
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利己翔
本質も読むふりばかりの虎よ、虎ワタシはそれだ、狐ではなく
3
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詠み人知らず
世代間ギャップ感じる常識は時の流れで変わる概念
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