みやこうましのお気に入りの歌一覧
恣翁
田村麻呂の 墓を訪ねて 下り行く 山科川に 曼珠沙華咲く
19
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紫苑
硝子砂もて描かれし魚の尾のそよぎて涼し花瓶のはだえ
15
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河のほとり
夕風に乱るる野べの行くすゑに宿りも知らぬ旅人の影
12
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浅草大将
尋ぬればむかしの春の跡もなくただ秋かぜのやま吹のさと
26
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螢子
両の掌で掬ひし水が指間から垂るる滴に虹生まれたり
26
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恣翁
沢沿ひの 藪の陰にや 鳥兜 紫の花 結びたるらむ
19
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悠々
どんど去り水素てふ塵ひめやかに美しく舞ふ田にも海にも
7
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七色コイン
寂しけりゃおれの身体で飲むといい(親父旨いか?)写真見て飲む
18
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蒼井 月子
唇からこぼれる君をすくい取り さらに艶やかわたしの指先
7
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蒼井 月子
知らぬ間に更地になった一画の土は初めて秋の風知る
20
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光源氏
我が庭で心静かにまどろめばいとど日差しはふりそそぎたり
15
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紫苑
饒舌のクシコスポスト輪の外に蹴り出されたる石のいくつか
11
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ケンイチ
足早にゆく人たちの日常に溶け入る我にやはらかな風
50
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ケンイチ
まだ明けぬ夜の広きにひとりいて鏡のなかに浮き立つ灯影
12
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ケンイチ
君を恋ふ雑踏の暮れ方に酔ひ言葉は上の空に惑へる
17
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ケンイチ
夕さりにやうやく醒めて心よしいまいちどこのうつくしき世に
17
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あき
左手の薬の付け根痒くなり何と思えば夏のなごり 蚊
12
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浅草大将
雲つかむごとき夢など秋ぞらにどこ吹く風と馬ぞくさ食む
12
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光源氏
ゆるされぬ戀に憂き身を焦がせどもやがて消え果つ闇の道行き
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恣翁
千鳥鳴く賀茂の川原のゆふまぐれ(光源氏) 時代遅れの書生なりけり(恣翁)
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