千映のお気に入りの歌一覧
コーヤ
芽吹く音花開く音春を感じてお洒落心が弾み膨らむ
17
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桐生賄
また一人 寿命全う 旅立ちて 見送る人も 泣いて笑って
18
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詠み人知らず
手を振りて吾にかけ寄る幼子の髪を揺らせる柔らかき風
28
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夢士
東に満月ありて如月やカンヒザクラの紅を映しぬ
27
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野々花
母さんの形見の指輪眠る箱開ければ流れる「乙女の祈り」
23
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野々花
春なのにどこか淋しい胸の中季節外れの風鈴が鳴る
18
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恣翁
南天の実の零るがに ちらちらと 夕霧の底に陽の映るかな
23
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たけくらべ
空青く若葉の萌ゆる春は来つ草を褥に浅き夢見し
9
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野々花
振り向かず私ひとりを置いたまま冷たき風が水面を渡る
17
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桐生賄
四年間 通った学舎 巣立つとき 刻一刻と 近づいてくる
14
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リクシアナ
帯結の盾矢に文に雀にと変化させるは磨く腕のみ
12
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へし切
旅立ちの布団ひとつを駅留めに怖さ知らずの青き春の日
27
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矢車菊
三十一文字、歌咲かせたい きみのためずっと枯れない花咲かせたい
24
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ゆりこ
行く君に傘をひらいて渡します冷たい雨に濡れないように
16
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月虹
走らせたペン先はまたかすれだし君に詠みたい歌が書けない
61
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南美帆
草臥れて帰れば子らは風呂上がり炊飯器から湯気も出迎え
16
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南美帆
海山に包まれ暮らす半島に春の訪れ今朝の光は
12
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たけくらべ
広重の藍より青し浮世絵をこよなく愛す青き眼の人
15
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舞
今日もまた同じ道行き道帰る家族待ちいる家の灯りへ
17
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野々花
大切な言葉を胸に刻みつつ両手で閉じる携帯電話
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