みやこうましのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
面白きこともなき世も有り難し、夕餉の準備沸き立った風呂
11
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詠み人知らず
咳一つ、独りの夜に友は無し凍える部屋にまた一つ咳
11
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陽だまり
たまにはね 頭撫ぜられよくやった言われてみたいの大人だけれど
7
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陽だまり
麦わらと長靴 スコップ バケツ持ち今日も元気に砂場へ出動!
6
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陽だまり
泪飮み海人歌ふ島唄よ夕凪祈るさざ波の花
7
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陽だまり
鍋の中つま先立ちで覗きこむ子らの口へと煮豆を運ぶ
10
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陽だまり
投げつけた言葉抱へて丸くなる後悔だけのどしゃ降りの夜
12
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陽だまり
まだ青い駆けひきのないあやとりにひとつひとつと無花果熟し
18
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陽だまり
鈍感を裝いつくる笑みなれど痛む心は声殺し泣く
10
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光源氏
化野に寂しくゆらく彼岸花苔むす石に御霊を迎へ
11
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紫苑
あさまだき名残の月は野に揺るる狗尾草の穂先にあそぶ
13
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光源氏
憂きし世の末葉にかかる淀の水くるりくるくる因果は廻り
18
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でくのぼう
憤怒せよ月夜の浜に瓦礫見つ泪しかない喪失のとき
12
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悠々
血と塩のオヤズの漁場オッカアの浜まるごど攫われカモメこ鳴くでァ
10
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みつば
「どうしても消えたくない」と君はまだ途切れた飛行機雲を見ている
22
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元円
患者らの思いがこもる短冊を背負ってたわむ病棟の笹
19
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聴雨
をりをりの花を歌へる唇は消えゆく月のともしびに似て
18
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たんぽぽすずめ。
欠け月へ訪ねるよりも明日我に足りぬ心は何処かと聞こふ
9
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恣翁
鎌なりの 光亡くせる 白き月 何も語らず 無憂に似たり
21
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紫草
黄金に輝く稲田と彼岸花 お洒落先取り秋色コーデ
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