千映のお気に入りの歌一覧
矢車菊
原点に戻ればいいというけれどどこが始まりだったのだろう
32
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リクシアナ
美濃判のガラスに歪む雪解けと別れ見送る駅舎の歳月
16
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林林
時来れば涙を拭いて動き出す無心の笑顔 粉雪の中
20
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リクシアナ
朽ちかけた四阿かこむ枯茨 逢瀬の午後を待ちわびる日の
16
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雪柊
何故に僕等は家を出て行くの?この家が好き この街が好き
20
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リクシアナ
流氷の接岸いまだ見えぬ日に春詠みて待つ遠い海明け
20
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炭酸水
大人になれば月まで行けると信じてた手の輪っかで作った望遠鏡
12
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灰色猫
いつまでも 生きているかの ように抱く 母猿哀し ミイラの子猿
29
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リクシアナ
三月の節句にもらった金平糖ホワイトデーの認知度低く
12
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矢車菊
未完なる歌のごとくに春を待つつぼみはいつか花と咲くため
28
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野々花
哀しくて泣いた訳ではないけれど優しい雨が心に重い
17
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詠み人知らず
わたくしが握る予定の吊り革を 痩せた爺さま ぎろりと睨む
21
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へし切
薄く濃く花くれないに八重桜 春のしぐれに色つやめいて
29
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夢士
風吹きて沈丁花の香ながれ来る泪で迎えむ春の訪れ
23
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林林
信号が赤にて待てる四つ角に沈丁花の香甘くさわやか
25
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詠み人知らず
積年の孤食の色が濃くなると やたら食器を 磨いてしまう
17
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ミミンガ
晩ご飯 主食がキャベツになったのは 卒業式のスーツを着るため
11
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コーヤ
昼下り苺スイーツともとして夫と語る言葉花咲き
18
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西村 由佳里
君のそのあふれるような優しさを受け入れられぬ俺様がいる
6
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只野ハル
待っててもやって来なくて訪ねても留守ばかりだしどこに行ったの
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