コタローのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
ハナマルの図画工作を持ち帰り「ただいま」言えばもう夏休み
31
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滝川昌之
雲がたつ三塁側のスタンドでブラスバンドの一喜一憂
25
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滝川昌之
打ち水に映ってみてもギンヤンマ 姿ぼんやり滲み逃げゆき
25
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河のほとり
五月雨の露に涙をかけそへてなほ新しき紫陽花の色
16
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河のほとり
淀みなく逢ふ夜ともがな天の川空の光の澄むにつけても
13
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河のほとり
ほととぎすつれなき月に汝はつげよ鳴く声空なる同じ心を
15
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河のほとり
いかにせむ夏の他なる夕べにも焦がれてのこる思ひばかりは
15
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河のほとり
つつみかね思ひの色の満ちぬれば夕べの空のかくやかなしき
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夢士
猛暑ゆえ人の心も煮えたぎる捌け口求めする八つ当たり
15
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夢士
梁に跳ね水に放たれ一休み後はどうなと吾は満足
14
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夢士
百均で求め冷やしてアイスノンそっと隠してヘルメット付け
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夢士
日の沈み茜さす雲たなびきて南天高く上弦の月
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夢士
竹林を渡り来る風空仰ぎ両の手広げ深呼吸する
17
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吉野 鮎
逃げ水を追ひゆけば汝ば現世の吾が身ぬちにや顯つ蜃氣樓
10
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吉野 鮎
汝が旅路 天の川渡る舟端にきららの波は飛沫とよせ來
11
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吉野 鮎
かざぐるま 空廻りしてからからと逝きし汝が影たぐりて廻る
17
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吉野 鮎
巧みさとあざとさ糾ふ手管もてあなたの時空ただよふナルシス
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吉野 鮎
向日葵の迷路彷徨ふもどかしさ死に體列島灼熱の中
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へし切
ゆらゆらと 灯して消へて また灯し 光儚き 蛍火の影
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へし切
大雨の中で酒盛り なに楽し 民の苦しみ 酒の肴に
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