みやこうましのお気に入りの歌一覧
紫苑
木犀の一途なまでに香り来る彼の街角に行き場を失くす
16
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たんぽぽすずめ。
つかの間の恋も叶わぬ暑き日を癒すなるかな白き曼珠沙華
9
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詠み人知らず
一人往く奥羽の山にこだま一つ今この山を呼びし者あり
8
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詠み人知らず
赫々(あかあか)と 咎を散らした 胸に咲く 想ひを秘めた 曼珠沙華の花
10
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詠み人知らず
たおやかに 風に揺らるる 秋桜の はにかむような 微笑みの色
19
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光源氏
寂しさに心の花はかれ果てて幽かにしのぶ音無の滝
14
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ほたる
あすの朝一歩ふみ出す靴底が遠慮はいらない進めとつぶやく
18
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聴雨
秋さびて淡き白磁の月のふね浮かべてとほき君を偲ばゆ
22
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光源氏
あひ見れど袂を分かつ涙川心ならずも曇る月影
9
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紫草
一筋に誠とほすと誓へども 女の彼戀ふる魔もの棲む夜
8
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紫草
にべもなく拒みしあとの秋時雨 掌中の愛知る由もなく
8
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悠々
汚染さる米を野菜を肉魚をいのちの糧をいかにせましな
14
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紫草
歩きたい働きたいと義母が泣き 渇葉眺めてため息隱す
11
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光源氏
おのずから身を捧げたるともがらは無念無想の境地に至る
7
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浅草大将
藤ばかま誰がきぬ衣に脱ぎ捨てて置くや名残の玉のしら露
13
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紫苑
夜毎積もる澱を寄せれば出土するかに並びゐるけふすべきこと
7
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ケンイチ
行方を無くせば闇の町に浮く幾許の灯を掬ひ越えゆく
10
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たんぽぽすずめ。
遠い日と詠みたい今が絡み合い短歌専用シナプスが萌ゆ
16
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たんぽぽすずめ。
世の中の鏡のような秋空の表情がまた変わったよほら
11
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たんぽぽすずめ。
金曜の夜にテレビを消し歌う私も所詮 孤独なのです
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