名鈴のお気に入りの歌一覧
舞
蛙らのおどろおどろに夜の底聞こえきたるよ夏風物詩
8
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舞
苦酒に生きくる憂さを浮かべては旨しと呑める背を丸めつつ
7
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みっさん
町中にマスクの友と出会ひては瞳で交はすほほゑみうれし
5
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千葉 甫
目論んでいた通りにはいかないで今日は挫折で終りにしよう
5
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灰色猫
叶わない届かぬ祈りもあるだろう笹を彩る涙の雨よ
8
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灰色猫
肩車されて見上げた夏の夜の魔法のような打ち上げ花火
16
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灰色猫
暗闇を走る勇気をくれたのは父さんあなたの優しさでした
12
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トウジさん
君がいて したい放題 このうつけ 亡き今の隙 却りてできず
6
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ななかまど
水害に歌の体温抜けていく日々の日常ながされており
10
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滝川昌之
まだ誰も登校してない教室で換気の風に立つ塩素臭
19
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あかつき
焼き付ける揺れる車窓の額縁で終わりを告げるマジックアワー
7
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ケンイチ
さまだけが平仮名である本文は行間の余地さへ許されず
9
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うすべに
あじさいの色まで流す鬼の雨 早く止んでと空を見上げる
9
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横井 信
背丈より大きく伸びた雑草をかき分け迷う小さな一歩
12
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KEN
この雨に 何消し去らむ 忘れ草 年古る毎に 荒ぶ心の
11
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あかつき
電話越し伝わる笑顔「さすけねえ」祖父の声聞き心晴れゆく
11
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灰色猫
卒業の記念にバイクで旅をした琢磨の川が牙をむくとは
12
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灰色猫
白竹をまず掘るところから始まった幼い頃の七夕の日
13
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び わ
天の川水が溢れて虚しくも愛する人にあえず悲しき
6
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舞
佳き風に清やかに揺れる青竹の光り美し文月の朝
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