横井 信のお気に入りの歌一覧
凌霄花
箱根路を越えくれゆかば初春の富士に眩しき若きらの汗
12
もっと見る
うすべに
しめきった雨戸に夕陽 枯れ草の穂のきらめきに南天の赤
9
もっと見る
滝川昌之
駅伝とお節に飽きて明日からの日常を買ういつものスーパー
19
もっと見る
ななかまど
それがもし史実であれば雪原は辛い記憶を忘れているよ
10
もっと見る
ながさき
初春の 陽射しを浴びて 若竹は 右へ左へ よろこびに舞ふ
11
もっと見る
トウジさん
冬晴れに誘い出されて初詣で御籤は小吉ゆるりゆるりと
7
もっと見る
虹岡思惟造
解き衣の乱る着物の襟や裾初詣せし夜の熱き抱擁
6
もっと見る
へし切
あすかがは憂き世を余所にふり捨てて この日の本は如何になり行く
12
もっと見る
舞
大空の空のみ青き雪原にひと棲む家の煙りのたりと
8
もっと見る
詠み人知らず
宴のちふたりお雑煮温めては穏やかに居て時を食みたり
12
もっと見る
ゆうくん
走るキミ 心に映す 年頭の 時間を止めて 今日の姿を
4
もっと見る
茂作
あらたまの年の若水垂れて磨る 墨の匂ひの新しを嗅ぐ
15
もっと見る
び わ
初詣で電車とバスを乗り継いで不便乗り越え目的成就
6
もっと見る
夕夏
かわらないよぞらをみればなんとなくこころやすまるほしのきらめき
5
もっと見る
夕夏
うつりゆくしきのへんかのさまがわりなにかがちがうむなしさのわけ
4
もっと見る
KEN
陽と鬱を 瀬に織り洗ふ 細指と 思ほゆ溪の 冬木立かも
13
もっと見る
滝川昌之
めずらしく散歩についてきた妻は無言で作歌の時間手伝う
15
もっと見る
ななかまど
ランニングシューズの色を眺めおり季節の先を走りゆく色
15
もっと見る
へし切
あらたまの春を向かへて初詣 この令月の風は和らぎ
13
もっと見る
虹岡思惟造
富士や鷹それに茄もめでたけれど今を生きることこそめでたけれ
9
もっと見る
[1]
<<
427
|
428
|
429
|
430
|
431
|
432
|
433
|
434
|
435
|
436
|
437
>>
[2080]