三沢左右のお気に入りの歌一覧
陽だまり
揺るがない姿を見せる富士の山 心に刻む無言の教え
7
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笑能子
朝夕の気温段差に慣れつつも箪笥の中はまだ平行線
7
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まるえふ
持ってると言われる人はそうでなく離さなかっただけなんだよね
13
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由良
君が好きなエスプレッソを飲んでみる同じになれない苦さ噛みしめ
7
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由良
朝にはもう蝉が鳴かないさみしさと心地よい風混ざらないまま
7
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葵の助
産声がひっくり返した砂時計横倒しするような口づけ
2
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篠原七
こんなにもやさしい雨が温いのはやさしい嘘が溶けているから
10
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詠み人知らず
宵の風 日に日に冴えて ゆくたびに 心地良くなる 君の腕の中
7
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たんぽぽすずめ。
まだ少し夏めく肌に揺らぐ羽扇子の風は丁度良きかな
14
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たんぽぽすずめ。
めらめらと焚火を燃やす引き換えの如きくぬぎの樹液なりらむ
7
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由良
君に出会えたのだから今まで選んだ道に間違いは無かった
7
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みやこうまし
空からと風通し良き秋空間身体をもすぐ透明なるもの
7
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はな
あなたよりすてきな人に出逢うって未来のわたし教えに来てよ
10
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ケンイチ
奢る日のあはれをうらみ吾の運ぶ憂れひに町は雨に濡れたり
8
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ケンイチ
おそらくは夏の盛りも過ぎしいま生きづく人の空は拓けて
14
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芳立
雨ごとに晴れては風のたつた姫はたに綾糸配りゆくらむ
15
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しまじま
高嶺には 縁なく見ずに 終わるとも 他生の世にや 摘む事あらむ
4
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葵の助
葡萄酒を舐めたみたいな口紅がふと欲しくなる君の喉仏
3
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みやこうまし
枯れ松葉芝生に流れ日のさせば光りて見せぬ風の足跡
11
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悠々
留紅草去年(こぞ)にかはらぬ花の色あの地獄絵は夢まぼろしか
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