詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
不揃ひに切りつめられし枝に咲く花桃愛でむ花冷えの朝
15
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うすべに
春の野に駆ける少女の花化粧 まだ燃え残る遠いあこがれ
18
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滝川昌之
バス停の時刻表写す若者に芽吹く初心の青さ眩しき
18
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コタロー
青空の廣いキャンバスいつぱいに空想の雲大きく描く
7
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コタロー
春淺し葦原ゆるり鯉泳ぎ白鷺一羽風を讀みけり
11
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うすべに
水ぬるみ 鴨のはばたきまろやかに 風の柳のきみどりの髪
13
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萱斎院
おぼろ月 きみ来ぬ宵のうたたねの 花散る夢に濡るる袖かな
11
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行宮偏(仮之名)
警笛が伝わる 霧の向こうから やってくる 息遣い 段々
9
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行宮偏(仮之名)
深淵の開口あまり巨きかり か細き桁は自重恐ろし
7
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詠み人知らず
登り坂ちょいと注意の下り坂転ばぬように今老いの坂
10
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コタロー
美しき櫻バックに寫眞撮る主役の嬰兒眞中入れて
7
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コタロー
それぞれの違ふ個性が集まれど櫻を見れば皆が一體
7
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コタロー
よちよちと歩く幼兒櫻見て未來へ向かひ眞直進む
6
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へし切
散りいそぐ花のこころを止め置きて寒のもどりに冴ゆる月かな
25
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横井 信
やわらかく雨をはらんだ花風に春の祭りの幟は揺れる
13
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横井 信
春に雨 ぬれてゆく花を眺めて僕はひとりで雨宿りする
11
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煩悩
これは砂漠みたいな岩盤浴だ行ったことはないがそんな感じだ
6
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滝川昌之
筍(たけのこ)は竹の旬です人の世も子の伸びる頃が親の旬です
22
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夢士
七分咲き春寒の風枝の揺れ宴の人の来るを待つ花
15
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KEN
降りしきり 花を裝ふ 水雪の 哀しき嘘を 聞きつつまろむ
19
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