まぽりんのお気に入りの歌一覧
河のほとり
ほととぎす寝とも聞こゆやいにしへの帰らぬものの夢のしるべに
6
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河のほとり
ゆふぐれに鳴く声ほのめくほととぎす行方も知らぬ空ははるかに
5
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河のほとり
ほととぎす鳴くやいづことながむれば空もとどろに五月雨のふる
8
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河のほとり
はかなさは同じこの世にあるものを花こそ人の導なりけれ
6
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横井 信
ふるさとの便りを乗せて吹く風にゆっくり開く雲のカーテン
12
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光源氏
しめやかに心の色も深まりき善峯寺に揺らくあぢさゐ
11
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灰色猫
汚れゆく海が助けを求めてるぼくらを生んだ母なる海が
18
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青き銀椀
花の数は心配りの数のやうあぢさゐ終へて寄する夏かな
9
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青き銀椀
さまざまな人を気にかけて生きてゐる旧友の目はまんまるとして
7
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うすべに
草刈の済んだあぜ道あざみ咲く 残した人のやさしさ揺れる
12
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まゆき
バスの中ゴシック体で喋る人 それに答えるポップ体の人
5
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沙枝
嫌だって言えばよかった理由など説明できる術が無くても
5
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滝川昌之
音の無き母なる海の警鐘はクジラの腹に溜まるビニール
15
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灰色猫
閉ざされた雪の秘境にあるという山百合たちの楽園の夏
17
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ななかまど
紫陽花に容赦なく落つ雨の糸おもたきものよ月曜の朝
8
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コタロー
緑濃き草の葉上を夏の蝶舞つては戻り舞つては戻り
7
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コタロー
濃淡の緑葉廣げ草花の丸き新芽の顏出してゐる
7
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コタロー
雲の峰大きな鷺が羽ばたきてゆつくりゆつくり飛んでゆくなり
7
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コタロー
警備員日燒けの顏で元氣良く「こんにちは!」と我に挨拶
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KEN
松が枝の 緑の滲む 音に濡れ 夏待つ百合の 思ひ聞く道
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