横井 信のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
末吉を神籤で引いた初詣おれの兎は何見て跳ねる
14
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凌霄花
言うまいと思えど悔し老いの坂あと十歳の若さが欲しい
10
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ななかまど
仏師彫る一本造りの鑿あとが仏となりて全ては祈り
12
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夕夏
せんきょせんじゅうはっさいのめにうつるものこうほしゃすべてろくでなし
2
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へし切
冬枯れて 世に吹く風は冷たくて 薄ら日さへも 恋ひしこの頃
11
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広葉樹
二食目に病院食を思い出でて七草粥に摂生誓う
8
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夕夏
こくみんのけんりをまもるためといいたこくをせめるくにがそんざい
3
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舞
初恋は紅さえ知らぬ淡色の触れるもできずひとひらの花
7
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詠み人知らず
お泊りの計画をせし子供らはすがり窺う瞳を輝かせ
12
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び わ
年が明け七日が過ぎてお飾りにご苦労様と静かにはずし
6
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茂作
お節倦み七草がゆをいとをしむ すずなすずしろ吾が畑より
14
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夕桐
七草の粥に梅の香ひとつ紅差し合ふも円かなりけり
10
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夕夏
だぶるみーにんぐとりぷるみーにんぐはちょうたんちょうせいちょうたんか
3
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うすべに
七草の粥のしろさにあざやかな 春のみどりの切り花かおる
11
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トウジさん
新聞紙一枚ほどのカレンダー俯瞰をすればあっという間に
7
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滝川昌之
松飾り 初雪予報にかじかんだ指先ちくり外されまいと
15
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恣翁
手に囲ふ湯吞みのお茶を 旨さふに 唇尖らせて啜りたりけり
11
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ななかまど
つらきこと全てを拐う鬼のごと背中を強く掴む北風
15
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へし切
せりなずな ごぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ これぞ七草
10
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虹岡思惟造
茜さす日差しやはやは照らす土手花摘む母娘笑みて手を振る
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