みやこうましのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
悲しみを燃やして四季をひた走る歌人は永久にハイブリットかも
14
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紫草
抱きしめてもう会わないと呟いた 冷酷無比な君のぬくもり
8
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ふきのとう
山椒は日ごと朱色に変わるるをほのかに香りつけたるままに
18
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緋色
真っ青な人が山から降りてくる夏の空へと旅した人が
9
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光源氏
戀ひとつ夢もひとつと願ふれどむなしき夜をかさねゆくのみ
8
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たんぽぽすずめ。
ころころとお湯の転がる母の背の白さへ帰る如く生きたし
24
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紫苑
ひとときの身ぬちを浸す天の川溢るるほどに君し思ほゆ
11
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光源氏
みだれ舞ふ都わすれの鳥の聲あひ見る夜半の月のかげりに
15
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悠々
高潮が來るぞの悲鳴より迅く魔物は村をひとのみにせり
18
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たんぽぽすずめ。
屋上で逢えた二人の行く先に雲の間の陽は扉の如く
9
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ケンイチ
かへりゆく道に恋しき旅空よ覚めておぼゆる夢とは知れど
15
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光源氏
妖かしの篝火ゆらく葛城のしじまにさらす夢の序之舞
11
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半格斎
見上げれば色つく楓のあかあかと空のあおさに浮かびゐてあり
15
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たつかわ梨凰
仄白く交わす吐息よ寒空へ消ゆるまで嘘貫きたまえ
9
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たつかわ梨凰
月よりも水面たゆたうその影が吾に似る偽りとして愛しき
9
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たつかわ梨凰
幾千の燃ゆる手なれを奪いたるすすき野にまた吾も焼かれん
11
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たつかわ梨凰
思うより空は遠くて秋晴れにああ、届かない人だと悟る
21
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白亜
想ひの糸 ことばの粒をちりばめて織られてゆく深き藍色
18
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粕春大君
満つれども欠けゆくものと知りながら月も名残の人の恋ひしく
31
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たんぽぽすずめ。
君思ひ一日ついた肩肘が心のように痺れています
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