名鈴のお気に入りの歌一覧
恣翁
いつもなら コンチキチンの囃子の音 聞けぬ今年も 鱧食らひけり
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ななかまど
堤防を越える川風さむければ鰻は外す土用丑の日
10
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トウジさん
嘆息二年 朝な夕なに 心荒ぶ 独り遺され 君偲ぶとき
7
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樟明子
いつまでも夢に出てくるあの時は私がいちばん輝ゐた頃
6
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滝川昌之
どことなく父母の気配の霧雨が迎え火跡のほうろくに落つ
20
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はなしのぶ゙
過去からの附箋いちまいうち捨ててボーダーラインをひよいと越えたり
6
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詠み人知らず
人として器問われてカオスの世わたしを護るはあなたも護る
4
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うすべに
長い雨 あじさいの葉にしがみつく 空蝉の眼になみだをためる
11
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水紫
試験期間みんなで集まり勉強会赤点回避喜びの舞
5
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可不可
夏服からUターンする昨日けふ 濡れて冷えても車内ぢゃ蒸れて
7
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はなしのぶ゙
マシュマロの如きはだへに触れたれば乳歯を見せて赤子は笑ふ
7
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横井 信
いつまでも足踏みしてる夏の日をそっと奏でる雨の楽団
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KEN
をみなへし 人の心に 重ね見ゆ 梅雨明け待てず 黄金に咲けば
10
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八重柏誉一
野の草は麓に花芽仰げども花ならざればかれて揺りたり
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び わ
避けてよしあえて入らず静観すいずれ打つ手がフッと顔出す
6
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舞
葉の陰に知るひとも無く散る花を清かにてらす文月の月
11
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千映2
くまモンの飴口の中溶けてゆく肥後の町々お疲れの中
4
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千葉 甫
扇風機の風を抑えて窓からの束の間肌に天然の風
4
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樟明子
雨あがりたちまち鳥の聲が降る懷かしき日の甦りのやう
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荒野のペンギン
今朝もまた 窓打つ雨で 目を覚ます いつまで続く 溜息の日々
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