横井 信のお気に入りの歌一覧
きくゑ
カステラの底のザラメをかみしめてカーテン越しの曇天にらむ
8
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恣翁
文机に 肩を縮めて茫然と 時雨を聞ける長き冬の夜
14
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なりあきら
小雨降る 冷たい朝の 川に浮く 落ち葉一枚 あわれに想う
4
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舞
流れゆく日々の生活その隙間時には偲ぶあなたとの恋
7
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び わ
百日紅今日は私が床屋さん綺麗に刈って来年期待
6
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茂作
落ちもせず山茶花の花色褪せて 見るや我が身に年の瀬の風
12
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うすべに
吐く息に朝焼けかすむ枝の霜 冬の青空刺すのは木の芽
7
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あゆか
神さまに背負ってもらい休憩しまた明日から歩いていこう
7
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滝川昌之
湯豆腐を残せば翌朝みそ汁に持続可能を知りたる妻の
12
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広葉樹
北風を六甲おろしと呼ぶ頃にしぼる新酒の汗 寒造り
9
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へし切
爺ちゃんは 只々、祈る孫のこと 早く元気にまた遊ぼうと
8
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夕夏
ちょうさぼもきぼうのとおりあんけーとゆうどうてきなこうもくならべ
2
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秋日好
初雪を眺めもせずに寝室に籠り日本のミステリを読む
6
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夕夏
ぴーなつにあんごうしさんにているかねときいてみたいなつねおもう
1
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舞
初雪があなたの肩へ積もりゆく払いてやろか口に入れよか
6
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び わ
庭手入れ幼き木々も見逃さず妻精魂を注いで育て
3
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茂作
暮れなづむ空に冬めく月出でて からす三つ四つ鳴きて渡れり
11
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KEN
永らへて 乾ぶ眼に 差し込みぬ 夕陽彩る 安逹太良の雪
10
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うすべに
かたむいた陽ざしうららか 遠い目で落ち葉にうもれたベンチのふたり
8
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滝川昌之
君らだけ冬陽浴びてもはね返す銀杏の並木と敷く落ち葉たち
12
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