横井 信のお気に入りの歌一覧
ななかまど
装いて晴れ着の歩幅となる娘らを追い越しはせず就いてゆきたり
14
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へし切
志し 明日への一歩を踏み出そう 将来は君らに微笑んで俟つ
12
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広葉樹
鉄梃で線路をずらす掛け声す 令和五年のヨイトマケかな
9
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凌霄花
次世代を担う力士の粒揃い満員御礼初日賑々し
9
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舞
傷ついた翼並べて男の子らは立ち呑の隅今日も黄昏
5
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詠み人知らず
卵焼き朝よりふんわり芳らせば良きことの待つ日になれるやも
14
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び わ
風呂掃除今年も世話になりますよまたよろしくとついそんな気に
9
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茂作
寒稽古素振りに勵む子どもらの 新しき聲堂に響きぬ
16
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奥月汀
じんわりと滲みいる熱にほだされて手放せなくなる湯たんぽの恋
9
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夕夏
せんきょではこうはくよりもしろくろがにあっているかはらのくろさで
1
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うすべに
泣きそうな重い空でも幡のいろ 若菜つむひとのまぼろしを見る
7
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滝川昌之
末吉を神籤で引いた初詣おれの兎は何見て跳ねる
14
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凌霄花
言うまいと思えど悔し老いの坂あと十歳の若さが欲しい
10
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ななかまど
仏師彫る一本造りの鑿あとが仏となりて全ては祈り
12
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夕夏
せんきょせんじゅうはっさいのめにうつるものこうほしゃすべてろくでなし
2
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へし切
冬枯れて 世に吹く風は冷たくて 薄ら日さへも 恋ひしこの頃
11
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広葉樹
二食目に病院食を思い出でて七草粥に摂生誓う
8
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夕夏
こくみんのけんりをまもるためといいたこくをせめるくにがそんざい
3
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舞
初恋は紅さえ知らぬ淡色の触れるもできずひとひらの花
7
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詠み人知らず
お泊りの計画をせし子供らはすがり窺う瞳を輝かせ
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