ころすけのお気に入りの歌一覧
ケンイチ
春濡らす音無き雨が降っている鼓動と調和しているワイパー
8
もっと見る
薫智
忙しく心を亡くしそうになるそれでも僕は人でありたい
11
もっと見る
薫智
透き通るように純度を磨いてく守り続ける澄んだ魂
10
もっと見る
メイ美
もう二度と会えない未来知りながら 桜あやしく くちづけ誘う
5
もっと見る
詠み人知らず
仄かなるイランイランの香に空想の及べリやさしく抱かるるとき
8
もっと見る
山桃
春の戸を開ける奇しき銀の双つ蝶ちょの蝶番
7
もっと見る
悠々
狂ひゆくきみ死兒の齡數ゆるな母戀ふ聲のわれを責めれば
8
もっと見る
庭鳥
昨年は朝顔がいた鉢を掘り植えてみましたクレマチス苗
6
もっと見る
庭鳥
八重桜花海棠に花水木あまたな妃さぶらうがごと
8
もっと見る
えびフライ
じまんげに うばぐるまおす そのなかを のぞきこむのは じょせいばかりで
5
もっと見る
メイ美
ジャムを塗る春の女神はあくびして 南風ふわり ピンクの雪
6
もっと見る
林ユキ
また雨がしづかにふれば菜の花のうみを漂ふばかりのふたり
20
もっと見る
香魚子
好き、大好き、ものすごく好き、とインフレ止まらぬ君のメール
7
もっと見る
るち
優しげな言葉を口に出してからうすっぺらさに気付く5秒後
10
もっと見る
山桃
春雨に枝垂れ桜は面ふせてすがりも敢えぬ花の玉水
20
もっと見る
杏子
彼の人は ひょうたん島へ 隠れ逝く小説 戯曲に 息吹 忍びて
6
もっと見る
紫苑
窓はじく指遠ざかり雨の手がさくら擲つ音あるかなきかに
16
もっと見る
林ユキ
春の野のゆめを見てゐるうたた寝の枕はひらゐた雑草図鑑
10
もっと見る
詠み人知らず
幾億の欲望放て獣夜は我が背に消えない白牡丹刺せ
4
もっと見る
香魚子
ゴダールの二本立て観たわたしはゴーゴーガール コンクリはパヴェ
6
もっと見る
[1]
<<
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
|
43
|
44
|
45
|
46
|
47
>>
[124]