さいおんのお気に入りの歌一覧
茂作
あるじなき垣ね守りてあかあかと 夕日に垂れる百日紅のはな
25
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なりあきら
夏の夜に 秋を想って 目を覚ます 聞こえてくるは 鈴虫の声
8
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蔓葵
天の原やすの川波やすやすとと渡る舟のかぢとりもがな
11
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睡密堂
蝉しぐれ命はいずれ尽きるのを忘れた子らが自死望む処暑
4
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茂作
いつまでか夜も暑きと厭ふらむ 今年は遲きこおろぎの聲
14
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音蔵 雅秀
稲刈りの 終われば広がる穭田は また蒼青と叶わぬ夢見て
5
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痴光山
未だ熱暑庭々に燃ゆる百日紅「雄弁なり」はその花ことば
7
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睡密堂
まだ夏に未練があると夕焼けが積乱雲を銀朱に染める
8
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芳立
わがあとは野焼きの煙ただ高くくゆるばかりの旅路なりけり
6
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音蔵 雅秀
夕されば 風は涼増し心地良し 昼の暑さと打って変りて
7
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ななかまど
まだよまだよ秋はまだよと向日葵はそそぐ光の想いに応え
14
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林林
たらちねの母なる大地の乳房かな無花果紅く膨らむを捥ぐ
13
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葭堂
家を出て まとう空気の 湿り気に 暑さ感じる 秋の遠さよ
2
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茂作
子らはみな歸れと告ぐる鐘の音に 誘はれてこそ山ばとの鳴く
31
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小林道憲
髪型のそりもきれいに目に立てて 歩く姿の惚れ惚れとする
5
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敦希
君がため立待月の雲晴らせば 夜の明けしよりも諸共に歩まんや
7
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ななかまど
葦簀より漏れくる光の弱くなり軒の風鈴秋の音する
18
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詠み人知らず
歪む夢 浮かぶ花の 一片に 爪で刻むは 本音ばかりに
4
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灰色猫
黒髪に黒しあさがほ結ひあはせ君を彩なす死化粧を終ふ
14
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杜鵑草
たはぶるる童の声にわが宿の樂しかりしを聞く心地する
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