五穀米のお気に入りの歌一覧
inosann
毎朝の吾の早出を同僚が「一番槍」の如くと冷やかす
13
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詠み人知らず
炎天の山に乗りたる雲の峰 ガリガリ君を買おうと思う
10
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恣翁
愛せらるる悦びばかり追ひ求め 君は愛することに気付かじ
20
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浅草大将
よみ草をあつめて流す紙屋川ほそき流れの今も尽きねば
12
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inosann
青き空の茜に染まる雲に似せ映せぬものか吾の心も
23
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詠み人知らず
看護婦は明るさ倍で談笑し 窓の向こうのお迎え払う
14
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紫苑
なもしらぬひとのうたよりまよひゐでしあきつをつつむたなごころかな
18
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falcon
二十歳が美しき年とはおもはねど若きこころに肌燃ゆる覚ゆ
17
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恣翁
背を丸め 顎突き出して眉顰め 祈るがに 陰見蕩れたりけり
19
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紫草
家内にひとり眠れぬ夜のあり水出し緑茶は濁りていたり
15
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聴雨
あらためて月を仰げば懐にいだきし熱のやがて溶けゆく
6
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詠み人知らず
手を振りて見送る母の寂し気な顔見たくなくうつむく車窓
11
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只野ハル
四万十の四十一度はできすぎと思った人はごまんといよう
14
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銀ねず
百合・薔薇の散りなんのちをあはれみて所詮は戦後生まれのわれら
8
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inosann
生まれ出で死に向かうこの人生に命の意味問う終戦記念日
16
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銀ねず
お白粉のほんのり香る便箋にひとつの恋の終わりをつづる
7
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赤石仙人
萬燈籠巡り終へての飛火野は大文字燒きの殘り火わづか
4
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詠み人知らず
同郷が八方に去る盆明けに 仕事やめたいモードが続く
11
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遠井 海
重篤な事故のニュースの末尾にはフェイスブックの いいね のボタン
19
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恣翁
歌声の底に籠もりし愛染に 月も潤みて二人濡れたり
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