詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
此れまでに 幾度 選んだ別れ道 思ひ悩んで辿り来し人生
19
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荒野のペンギン
無くしたるジグソーパズルの一片を見つけたような君との再会
8
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蔓葵
待ちに待ちし八重桜だに散りそめてひとへに君を思ふころ哉
10
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蔓葵
佐保姫も袖の別れを惜しむらむいとどかすめる今朝の山の端
10
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灰色猫
オリーブと塩をふりかけ菜の花にかがやく海の魔法をかける
34
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詠み人知らず
歓びの輪郭はじいたペリドット皐月に濡れる若芽の喜色
7
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へし切
たくましく路のをちこち雑草の心根やはある老いの残り日
22
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詠み人知らず
手に掛かる清水血潮の色も消し巌隔ててたつ常をとめ
4
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詠み人知らず
Uターンラッシュであれど帰りたし 働きづめの君は嘆けり
12
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滝川昌之
気の早い初夏の日差しをたしなめる風が火照った若葉冷まして
20
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舞
道端に小さな花のひと知れず名も無きひとの詩聞くように
15
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詠み人知らず
大好きな五月と気付く四時半の夕風涼しく感じはじめて
12
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詠み人知らず
己こそ狂気であったか問う母は今は古希にも手が届く年
14
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詠み人知らず
在りし日の君丹精のてっせんの藍むらさきに初夏の雨降る
30
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灰色猫
楽園の太陽みたいな旋律に包まれひとり眠りへ落ちる
19
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幸子
雲透かし月輝けり御簾ごしにゆかしき人の匂ひ立つごと
12
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び わ
畑しごと妻は良くやり吾にがて雑草取りと虫退治のみ
7
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夢士
照り付ける日差し眩き城跡や憩の池にコウホネの咲く
14
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千映
死ねるなら死んでもいいと桃源郷花花花に身は埋もれた
10
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滝川昌之
汗ばんだ袖をまくればまだ白き今年の腕に降る紫外線
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