KENのお気に入りの歌一覧
つゆふみ
酔いし母抱いて二階へ運ぶ朝ねえ窓はここ ねえ僕はここ
8
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つゆふみ
「あなたにはわかっちゃいない」「わかるのはお兄ちゃんよ」とろれつ回らず
5
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つゆふみ
あの白い犬の遺影が飾られた部屋は空き缶空き瓶の森
5
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つゆふみ
柔らかいくびながりゅうを抱いた僕膝のせた女(ひと)いま独り酌
3
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滝川昌之
親と来て下宿を探す学生に不安を勝る夢あふれおり
17
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恣翁
回春の情に溺るる猫二匹 月に狂ひて 永く鳴き交ふ
13
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詠み人知らず
急坂はスイッチバックで登り降り転ばぬ先の杖と一緒に
12
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うすべに
笑いあう 優先座席のふたり連れ 指輪の色につもる年月
17
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磯山武士
白鳥は飛び立ちにけり静かなる入り日の湖の春のおとずれ
10
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藤久崇
札用い 炙れど清き 願い立つ 乱れを焼ける 宮益不動
10
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藤久崇
寝ねにける 我を待てるか 夕さらで なお外に遺る 春日のみ光
11
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横井 信
川べりの春の香りをふんわりとたまごととじたつくしの苦味
14
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横井 信
春風に背中を押され歩くなら道端に咲く花におはよう
16
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行宮偏(仮之名)
この一夜これなる月の昇りきて 春の朧を明かにせんか
9
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詠み人知らず
ひと括り八白土星は大雑把異論反論我物申す
9
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うすべに
遠い春 別れの季節行く袴 乙女の星もほのかにかすむ
13
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滝川昌之
春球場 ウグイス嬢が次に呼ぶ「四番、ピッチャー、ソメイヨシノ君」
20
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藤久崇
雨過ぎて 立つ香を端に 聞くからに 諾こころよく 花は生うらし
9
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恣翁
朧月 夢に契りて 名を呼べば 菜の花の黄味 清かに見ゆらむ
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萱斎院
うつろへば昔のひとの香もかすみ むめ散る宵にわたる鐘の音
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