名鈴のお気に入りの歌一覧
里香
自転車で小道をひとり散歩する 仮面をはずせば 吹きわたる風
5
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菜々子
今日もまた あいつのことが 眩しいと 感じる僕は やっぱり馬鹿だ
7
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舞
遠い日のつばさ持つ背の少年の時と夢とを持て余す日々
7
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青色銀河
ラムネ工場で作られたビー玉にあの夏の日が閉じ込められてる
9
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みのる
朽ちるにも爲すべきことは殘りたりわれに無限の債務はあらむ
3
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艸介
緑なる山を上食み降る霧 屋に人波、現世も呑み干せ
4
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葭堂
膝に乗り 顔を見上げて 目を細め 寝入る老猫 仕草変わらじ
4
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灰色猫
札束で頬をたたかれ生きていく気持ちよくって犬になりそう
9
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ななかまど
食欲をそそる白さや冷やっこ絹と木綿に迷う夕風
13
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滝川昌之
混沌は街を空をと掻き回し逃げ場所の無いコロナ禍の梅雨
17
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トウジさん
弱きもの 捨つることが 倣いとは 嗚呼この世まさに 阿鼻叫喚
4
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樟明子
長雨の上がれば夫と飛び出して氣ままに歩く緑の森を
10
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葭堂
木守り柿 亡き父に意味 教えられ 優しくせねばと 思う都会の夜
6
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谷村思亜
今という時が慄き震えてる 過去と未来が板ばさみする夜
6
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トウジさん
かの対戦 見知る人減ると 聞きとがむ 体験語る 父もまた亡き
6
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KEN
その七日 夏の光も 見ぬままの むくろを洗ふ けふの雨かな
12
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うすべに
白南風にかるがるなびく青田波 薄絹まとう山へとうねる
8
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白瀬
なんとなくハンドルネームを片仮名にいまちょっとだけ別人になる
8
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はつなつの
堀へだて大阪城を眺むれば雲の間に月照りそめつ
4
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青色銀河
これ以上愛しあっても淋しさに傷つくだけさ牙もつ少女よ
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