三沢左右のお気に入りの歌一覧
詩月恵
遠すぎず近づきすぎないこの距離にまだもう少し甘えていたい
17
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緋色
美しいアーチを描き飛んでくる皮肉にスタンディングオベーション
9
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芳立
うたは夜のふかきにわけばとどむべき池のあさきもなく流れゆく
12
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たんぽぽすずめ。
アクセルを緩めてしまった罰として赤信号の二十秒が在る
9
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悠々
リアカーの一台に足る人生を 積んで明日へと牽く瓦礫村
28
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まるえふ
いつだって人の心をからかって生きていけたら幸せかもね
5
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まるたまる
たまくしげ二つの恋を求めてもいいじゃないのさ幸せならば
9
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山桃
ぼんやりとむかし不安の芥川われとはなしにいま流さるる
4
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ふきのとう
愛らしき民芸品を手にとればぬくもり伝ふうさぎの絵柄
13
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詠み人知らず
君想ふ 秋の百夜は 温めた 葡萄酒のごと 頬を染めゆく
14
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舞
セーラー服の襟に二すじ純白の目に鮮やかな思い出の君
14
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たんぽぽすずめ。
身に纏う虫らを払い草苅機回す私が侵略者かも
12
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薫智
悲しみの形はきっとそれぞれで色がついてる涙でとけた
6
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まるたまる
君の声聞きたい逢いたいキスしたいそして今すぐそれを伝えたい
8
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浅草大将
一しほの冷たき風に思ふればわが身も秋もふけにけらしな
16
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リンダ
またひとつごまかす本音に羽つけて笑って笑って空に飛ばそう
10
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只野ハル
まだ何もわからないまま秋が来て舗道に伸びる影はひとつに
10
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聴雨
懐かしき歌をひも解き忘れ音のこぼれて夜の灯火となり
6
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たんぽぽすずめ。
色の無き風がお前は大人だと過ぎれば染みる桔梗の蒼さ
23
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薫智
こんなにも揺らぐ想いは知らなくて僕の心はどこへいくのか
6
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