庭鳥のお気に入りの歌一覧
下地杏
欲しいのはシェリル・クロウを聴きながら思い患うこともない午後
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詠み人知らず
放物線描き溢れる雪柳飛び散る乳の白さにも似る
11
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詠み人知らず
単体で遊びにゆけば財布からアカチャンホンポのカードがポトリ!
4
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なり
しゃぼん玉ふけばふくほど水中にいる気がしてる 空を見上げる
6
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聴雨
筆とれば思ひの川の堰は切れ流るる文になみだ雨降る
13
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でくのぼう
訪ねくる歌詠むきみに温もりて明けるまだきの春の音きく
17
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でくのぼう
いちめんの瓦礫の痕に佇みてその背に落つる夕陽悲しく
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はな
あの人で構成されたきみだからこんなにやさしく笑うのでしょう
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樹果依南
憧れと共に心中するほどの根性も無く 今日を眺める
4
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樹果依南
「愛情が同情になるの このままじゃ」消えた貴女と 消えない言葉
5
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詠み人知らず
呼ばれたるような気がしてふりむけはチューリップのつぼみ開きはじむ
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詠み人知らず
新学期緊張して出掛けし夫のためミモザの花をきりてもたせし
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詠み人知らず
たんぽぽの綿毛に息をふきかけてにっこりほほえむ幼子の春
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詠み人知らず
桃色のミニバラのさく今朝の庭苗をくれし友なくなりて一年
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氷魚
性質に混ぜるな危険を抱えてて遠巻きに見る 混ぜても安全
5
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falcon
銘仙にたすきかけたる母うたふ調べなつかし梅雨晴れの空
12
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まるたまる
スケジュールノートに嘘の予定書くまさか地獄に堕ちると書けぬ
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笑能子
虫干しの想いは色も鮮やかにまだ冷め遣らず静かに熱く
5
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たんぽぽすずめ。
たんぽぽの綿毛をつかむくちばしがうたのわと言い夏風光る
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紫苑
春過ぎてけふ咲き初むる詰草に俯きがちの「生きたし」を聴く
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