Chicoのお気に入りの歌一覧
舞
蝉時雨吾れも鳴きたやいく日か生きてた証しそれがなるなら
7
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舞
知らぬ花 図鑑に探し 枯れるとも 名を書きとどむ 静かな午後に
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舞
「かんたんな介護の手引き」立ち読みす書店の隅の老い人の背
9
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舞
物干しに吊るされ揺れる浮き輪らよゆくこの夏の語り部となれ
11
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舞
知らぬ花 図鑑に探し 枯れるとも 名を書きとどむ 静かな午後に
9
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舞
神庭へ昇る光りの階しの秘跡のごとく立つ朝かな
10
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樟明子
かなへびの跳ぶ跳ねる狹き庭いのち溢れるしあはせの庭
8
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恣翁
縮緬の 冷たく重き感触の 膚にしっとり纏はりにけり
14
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恣翁
岸に沿ふ桜に酔ひて 生温き湖は 物憂く 弛き波打つ
17
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恣翁
植え込みの陰なる風に 睡たげに揺れて 合歓こそ 紅を刷くめれ
17
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恣翁
蛇の鱗のごとく 常葉すら 湿気の重みに堪へずて震ふ
11
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恣翁
倫敦に 今宵の月を看るならむ 何時か照らされ 涙痕乾かむ
17
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恣翁
南天の花みたいやわ ひっそりと笑といやすえ じゅんさいなおひと
17
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恣翁
いつだとて 「明日は吉」と言ひし君 いませば 我に何か告げまし
15
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恣翁
打ち水の干さぬ小庭の葭簀越し 三味の爪弾き 梅雨明けにけり
17
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恣翁
押し寄する闇を わずかに防ぎつつ 灯心の火ぞ 妖しく揺らぐ
17
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舞
老い人のカップルたちも手をつなぐ共に相手をささえ合うため
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原磯絵馬
ほどけてもほどいてもいい蝶結びひらいてとんでどうかご無事で
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えんとつcafé
履かれない母のサンダル縁側の日差しにならび桜載せる船
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祈り花
我が胸のしこりみつけしその日より身體の面に棘滿ちてをり
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