つゆくさのお気に入りの歌一覧
恣翁
翅破れ 弱りし蝉を掌に乗せて 狙へる鳥から守らむ
12
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光源氏
利を捨てて愚かを携ふ心とは全てを捨てて晒けだすこと
8
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村上 喬
反応を抑制するため触媒を加減するごと視線を外す
12
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光源氏
人は皆阿吽の呼吸で友を得て阿吽の呼吸で仏と出合う
12
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へし切
吹き荒れる風に負けじと耐へて立つ老ひ木の意地に我励まされ
21
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夢士
雨風の吹き荒れしとき野の草は右に左に身を任せいく
18
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へし切
斯くばかり愁ひ多きは人の道白髪映すか秋霜のふる
17
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村上 喬
ごとごとと氷の落ちる音がしていまの静寂は際だっている
16
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速魚
対岸に赤い花あると思えども 渡れないからこそ赤い花
18
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すばる
このままで終わるもんかとムキになり傷はますます深くなるだけ
12
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詠み人知らず
美辞麗句ならべてみても伝わらぬ心現る瞳の奥に
10
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ながさき
勝利者は 己の心 制覇する 勇気を常に 磨いている、と
12
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詠み人知らず
消えてゆく命は儚くあろうとも愛しき人の心で永久に
10
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舞
何となく独りいるとき何故かしら涙流れる秋訳もなく
7
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速魚
止まり木のある人を妬く エンゲル係数の沸騰が身にしみる秋
8
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速魚
とりあえず一番という立ち位置に怯える 妻という危うさ
18
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恣翁
海と空の間の色濃き一線に 遊子の遠く 息衝けるかな
15
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葱りんと
久々に 持つ鉛筆の切っ先が 胸突き刺さる もっと学べよ
14
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みやこうまし
赤散らしカンナ萌え立ち近寄れば ハグをしたいと身を乗り出せり
13
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芳立
秋風もいまはやみ路にまつ虫の鳴かぬ嵐のさきのしづけさ
7
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