紫草のお気に入りの歌一覧
関山里桜
湯上がりに君と分かちし気だるさと一本の柚子サイダーの瓶
11
もっと見る
只野ハル
海苔で呑むけれどノレないらしい雨が降る六月二十四日夜
13
もっと見る
あゆか
赤入れて訂正きかぬ過去あまた推敲できる短歌は優し
20
もっと見る
葱りんと
しくしくと 背骨が痛む そんな夜 ホントに痛むは 心と知ってる
18
もっと見る
みやこうまし
診察券またもや増えぬ今回は白内障で眼科に御用
17
もっと見る
恣翁
大事に耐へて泣かずば 生半に 人 表見るも裏見ざらまし
20
もっと見る
灰色猫
学びつつ灰色猫は感性の赴くままに詠んでゆきます
26
もっと見る
inosann
「二人ならなんでも良いのに」と妻ぽつり好みの違う子らの献立に
23
もっと見る
秋日好
茜雲夕べにひとつ友も得で峰伝い端に靡く半夏生
18
もっと見る
詠み人知らず
お互いに文句ばかりを並べるも いいことかもね 夫婦の日課
23
もっと見る
リクシアナ
朝刊は雨の手触り日曜日ケトルの笛を茶葉選りて待つ
32
もっと見る
詠み人知らず
子供らの靴やノートやランドセル 此処にあったら 泣いてしまうね
21
もっと見る
工藤吉生
気をつけて急な階段を降りているオレのつまらぬボロ靴見つつ
6
もっと見る
滝川昌之
雨が止み山吹色の枇杷の実の朝陽の中で艶めく産毛
31
もっと見る
野々花
短歌と顔似合わないねと言われたの少しへこんだすごくへこんだ
23
もっと見る
へし切
短歌と顔 似合わないとは貴女がね きっとモダンで素敵だからさ
27
もっと見る
松本直哉
早苗田は鏡のごとくうつしをり夏の日暮れの鴇色の空
10
もっと見る
沙久
「七月の恋は実りませんから」と吾を指差し神様笑う
20
もっと見る
コタロー
一人居の來客ありてその後の別るる戸口や殘る座蒲團
12
もっと見る
関山里桜
夏の野の姫百合ほどに可憐ではないけどどうかそばにいさせて
9
もっと見る
[1]
<<
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
|
43
|
44
|
45
|
46
>>
[846]