詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
つちだゆういち
昼下がり主婦の孤独に忍び入るお膝で昼寝ご飯カリカリ
10
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舞
月に日に止めも出来ぬ旅をゆく気づけば遥か夕焼けの色
8
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詠み人知らず
すれ違い 柚子の香りに振り返る サラリーマンのハンカチの青
6
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詠み人知らず
あの人を想い浮かべて 庭に咲く 可愛い花を一輪挿しとし
10
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詠み人知らず
凪いだなら 沈まぬように漂って 力貯めつつ次の波待て
11
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深谷真雪
詠みながら詠めぬ思いはうず高く積み上げられて歌の数だけ
7
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深谷真雪
詠い人の数だけうたのかたちありここは無限の色の海原
8
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舞
胸深き闇に仕舞わる熾火さえふと現れる葉桜の頃
12
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KEN
降る雨も落ちる涙も淡雪と荒れ野を包む加密列の群れ
15
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滝川昌之
僕は妻 君は飼い主 待ちわびる 忠犬どうしで スーパーの前
21
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恣翁
睡たげな五月空 時に薄目開け 夏らしき陽を惜しみ 洩らしつ
17
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秋日好
兵役を辞した若者ぎこちなく花苗植え込むブロンズの鉢
18
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幸子
飛鳥山の緑湧き立つ 鈍色のあやしき雲と風に煽られ
12
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石川順一
インク切れライトマゼンタ替える時あと一本だ買わねばならぬ
11
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詠み人知らず
じぶんちは綺麗に保って飼い主の寝床へマークをつける犬です
5
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コタロー
草花の匂ひ夢中で嗅いでゐる幸せさうな朝の柴犬
6
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コタロー
雉鳩がホウホウ鳴きて時告げる校舎の時計の針とズレつつ
3
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横井 信
青空を水の張られた田にうつし小さな苗よ真っ直ぐに立て
17
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舞
ひとの名を愁いつぶやく夜を知るやまだあどけなき前髪乙女
5
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秋日好
一年で一番多忙な週の来る やる気の欠片も掬い取れない
17
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