灰色猫のお気に入りの歌一覧
夢士
「いろはにほ」文字を摘みつ歌詠みて「ゐ」を越せぬまま二夜迎えむ
13
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露華
数学の問題解きを競い合い中学生の君に負けたよ
4
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ながさき
海は荒れ 氷雨そぼ降る 野島崎 一人たたずむ 灯台哀し
12
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露華
幾千の星の彼方に想いを寄せて歩いてみよういつも一緒に
3
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詠みふみ
歌を詠む 詠もうとすると詠めぬ歌 ペンを置いてはお茶を飲む
5
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悠々
花咲かず実も着けざるはわがことと 空木の枝に啼く鴉かな
18
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月虹
月の出ぬ夜なればその輝きを増して居並ぶ北斗七星
27
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みなま
三人で見る約束の風立ちぬあなたは先にいってしまった
13
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風花
禿げきった上司の席に他支社から 来た三分咲きの上司がをりぬ
10
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よつしい
待ち合わせ焦る心地に猫の恋まだかまだかに頬をゆるまされ
1
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ことり
この椅子は水渚のようで母のみがぐらりぐらりと夕陽に濡れる
4
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詠み人知らず
天皇の下に集まり穏やかに 和して働く 桃源の国
10
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柿の種。
冬空の「北はどちら」と尋ねたる西に東に街を離れず
1
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柿の種。
冬雪も記憶の淵に溶けゆきて心に流る春の小川へ
2
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詠み人知らず
永遠に続くみたいな渋滞に 感謝しろって神はいうのね
10
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実
むね花や 清げならしむ なれ制服 なれにし友ぞ 知らぬがごとくす
3
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詠伝
子育てと逆の手順で衰える親を想えぬおのれの怖さ
20
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美緒
ささやかな陽射しと共に恋の音 付き合い長き 冬が消えてく
8
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詠み人知らず
繰り返し同じ話しをする母に頷く人の瞳は哀し
15
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風花
頭下げ通した無理を白紙にと 仕事はいつもドラマを連れる
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