島祝のお気に入りの歌一覧
紫苑
凍て土を割り萌え出づる草のごとはつかに響け君が歌声
15
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浅草大将
益荒雄よえびらの草を守りにていのちの花を咲かせ帰れよ
14
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芳立
うつし世にさらぬ別れはあるものを末にあふべき岸にゆくらむ
13
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悠々
彼岸にはおふくろ様が立っていておいでと来るなの手をふっている
22
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芳立
わかれ途いづれたどるも夕ぐれは過ぎし折をぞかへりみるべき
10
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芳立
あかすまじ御館様のまさぬ間に尻にしきたる草履のことは
11
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粕春大君
おもふどち野辺の桜にたはむれて酒に浮かべしひとひらの花
18
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螢子
サーカスを見果てて帰る田の畦を歩まば青き草のかほりたつ
15
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浅草大将
雨に散らばなどて朝日に匂ふべき咲くがよし野のやま桜花
11
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庭鳥
野良犬と野良牛共に道にあり猫の居場所は見つけられずに
10
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庭鳥
奥方の呼び名で計る年代はすこうし上にあなたを置いた
15
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庭鳥
荒れた手を持つ者同士示された掌、爪を視線で撫でる
10
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庭鳥
慇懃に相番のこと挨拶をしてるあなたの声は高いね
5
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悠々
競作はリレーやバトンではありませぬ詠むだけでなく読むちからをも
9
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浅草大将
あさみどり匂ひそめたる若草も雨に打たれつ色まさりゆく
26
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山桃
村雨に人は走れど歩きつつ突く鴉のいや濡れ羽色
8
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光源氏
憂しと思ふ我が身のさまにことづけて謌の心を見置くはかなしき
10
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光源氏
いとせめて聲をだに殘せほととぎす吾が魂の根の深き思ひに
13
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悠々
居眠りの醒めてあたりを見渡せば小舟いつしか草むす四川に
11
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山桃
道の辺に草摘む媼幾人か幼なじみと言いて笑えり
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