詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
忘れいし記憶解くかこの歌は 我が心根に響き揺さぶる
11
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滝川昌之
水田の警邏を担うカルガモ隊二羽一組の害虫捜査
27
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あさみゆき
青空を 真直ぐに飛びし 燕 青布裁ち切る 鋏の如く
12
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蔓葵
身に知らぬなみだや夢にかよふらむ枕にあまるさみだれの跡
22
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詠み人知らず
希う花の末から葉も空も青を深めて夏野ひらめく
15
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滝川昌之
芽の出ない朝顔の種 種だった記憶を消して土へお帰り
24
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紫苑
散り敷ける沙羅の白花ひと日もて尽くるいのちに悔いなくも見ゆ
32
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紫苑
時おりにこゑを失ふ金糸雀の詠み継いでこそ歌のありけれ
28
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紫苑
「君はなぜ眼を詠みたがる」ことのはに霊やどるてふひとの問ひにき
35
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紫苑
はな伝ふ書にまなびをり枯れ花の死していのちの凝れることを
29
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紫苑
うたに詠むかげと己の生きざまに乖離あらざるや世のうたびとよ
43
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詠み人知らず
目隠しでリデルの座った樹に凭れトロイメライと午睡のくにへ
6
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浅草大将
ふみ分けて君がゆき路は険しくものちこそ辿れ花の足あと
20
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蔓葵
根を深みそこ知らぬまのあやめ草ひきかへすべき恋の道かは
16
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恣翁
陽も疎き生け籬に潜む梔子の 澄み渡る香の あはれに優し
23
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横井 信
あるがまま蛙は歌うそれぞれの音色に揺れる雲多き朝
16
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芳立
心などよそにふりゆくわれ鏡去りにしころの影やおぼゆる
5
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詠み人知らず
月煌々渡る三つ瀬の泡沫に 夢と消え逝く現世のこと
12
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詠み人知らず
夢ひとつ悔いひとつだに捨てきれず さらぼうて猶そに縋りしか
11
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詠み人知らず
己が首とらせ給ひし血潮笛 いまだ嵐の梢にや哭く
6
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