さいおんのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
息子の火 二人こぞりて つけあった 手持ち花火と 母の喜び
10
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ななかまど
この夏の暑きことごと吹っ切れる過ごし易き日二日続けば
13
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び わ
行き合いの雲青空に広がりて夏秋交代挨拶かわし
10
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なりあきら
にはかにも 風が涼しく なった朝 秋立つ日とは まだ言えねども
7
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へし切
暑き日の照る陽をつつみ夕暮れは茜に染まる秋の色かな
14
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灰色猫
ひぐらしがまだ鳴いているまだ夏を生きていたいと森が鳴いてる
14
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詠み人知らず
赤とんぼ ひらり交わすは 彼の上 秋が来たよと 羽擦り秋虫
7
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茂作
郊外の驛で快速通過見る コスモス搖れる急がない秋
12
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舞
明月の陰の闇より艶やかに鳴く秋虫の妻問いの声
12
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茂作
松島や異國の言葉もまじるかな 物見の舟でめぐる島々
13
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び わ
朝白く昼は桃色夕方は紅くそまりて枯れいく芙蓉
9
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横井 信
遅れてる列車を待って見上げれば下弦の月は昇ったばかり
15
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波端
螢蛾も翳を慕ひてわれが背に御灯流れゆくを送りつ
9
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つばす
百日紅越に湧き出す入道 秋未だ遠くまさか秋無し
4
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痴光山
母土母土と還へるどんぐり見えざるも生な音させ身を伸ばす秋
7
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へし切
逝く夏の想い出を胸に そのいのち ひと日に仕舞ふ酔芙蓉かな
15
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灰色猫
またきみのまぼろしをみるまたきみのまぼろしをみる線香花火
14
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ななかまど
吹きわたる美瑛の丘の涼風をとらえし葉書とどく夏の日
17
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小林道憲
つぎつぎと 友の旅立ち 悲しみて われに残れる命を思う
9
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御茶ノ水 啓太郎
いかにして月をば見まし大空の晴れせぬ雲にながめのみして
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