螢子のお気に入りの歌一覧
ほたる
白濁のお湯はたっぷりうなじまでミルクになりたい風吹く夜は
12
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さる
眉墨をひきてきりりとひきしまる和装の君に色気漂ふ
10
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でくのぼう
深々と雪積む夜半炭火はね圍爐裏の端の昔語り哉
18
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ふきのとう
ぽかぽかと春の陽気に誘われて人影多し午後のまちかど
19
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トーヤ
一本の針にすべてを狂わされ定時帰りも雪の幻
18
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浅草大将
うぐひすの涙を知るやしら梅の花をしづくの一つ零るる
21
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聴雨
杖のさき教ふる方を眺むればけさ咲き初めしふくら梅かな
14
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falcon
悠久の大河のほとり民ぞ起ち手にせし自由の堅きをねがふ
13
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薫智
それすらも罪というならかまわない僕は逃げずに罰を受けるよ
6
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まるたまる
もう全部捨てられたならラクじゃない容赦なく降る雪に埋もれて
15
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聴雨
そぞろ言こぼす今宵の月灯り耳そば立てて春はしみじみ
8
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聴雨
解き衣の思ひ乱れて月のもと薄紅いろの花びらほどけ
17
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村木美月
行き違うふたりに雪が降り積もる諦めなさいと純白が言う
18
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聴雨
あをによし奈良の都の白雪は君恋ふる夜のみちを教へむ
8
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葉月きらら☆
君が今幸せならばそれでいい私はもっと幸せになる
19
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まるたまる
雨よりも白く静かに強かに胸に溢れる水になる雪
23
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栞
雪は降る春に焦がれる人々に冬の記憶を焼き付けるよう
7
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ほたる
薄汚れたビニール傘にも歩道にも雪は等しく問いかけている
10
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聴雨
モノクロの君が心に降る雪はやがて色めくつぼみの如し
10
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紫苑
改札に君を送れば雑踏はたがひの生を捲いて流るる
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